施工実績
トヨタ マークX(スタンダードコース)
2017/01/15
施工前の状態
右後ろまわりの損傷です。右リヤフェンダーが押しつぶされ、トランクにまで干渉しています。テールランプは割れ、リヤバンパーは変形しています。損傷は内部にまで波及しています。
脱着作業
付属部品を外していきます。写真ではわかりづらいですが、内部に折れが生じ、損傷が見られます。
鈑金作業~部品合わせ
ハンマリングで鈑金作業を行いました。ある程度形になると次は付属部品の仮付けです。ここではテールランプを仮付して調整します。
パテ付け
鈑金面をサンダーを使い、面出しし、パテを盛る準備に移ります。油分をシリコンオフで除去し、余分な所へパテが付かないようにマスキングを行います。
リヤバンパースポイラー修正~パテ付け
リヤバンパースポイラーの修理を行います。平滑にするためにまずパテを盛ります。
パテ研ぎ~バンパー仮付け調整
平滑になるまでパテを研いでいきます。その後、リヤバンパーを仮付けし、微調整します。最後に小さな傷、スアナを埋めるために、目の細かいパテで最終仕上げを行います。
プライマーサフェーサー塗布
プライマーサフェーサーを塗布する準備に移ります。まず足付けを行い、プライマーサフェーサー飛散防止の為にマスキングを行います。プライマーサフェーサーは微細な巣穴や傷を充填(シール性・防錆)し、上塗りとの密着を良くする役割があります
スポイラーにプライマーサフェーサー塗布
スポイラーもパテ研ぎ後、プライマーサフェーサーを塗布します。スポイラーの材質は樹脂(PP)なので事前に専用のPPプライマーを塗布し密着を良くさせる必要があります。
強制乾燥~プライマーサフェーサー研ぎ~塗装足付け
近赤外線で強制的に熱を掛け、よく乾燥させます。その後プライマーサフェーサーを平滑に研磨します。歪みが抜ければ塗装の足付けを行います。今回スタンダードコースですので、フロントピラーまでボカシ作業なしで塗装します。塗装ぎわ(ボカシギワ)が出る心配はありません。
マスキング作業
塗装ミストが他のボデーに付着するのを防ぐためにマスキング作業を行います。
塗装作業
塗装作業を行います。塗色はトヨタ202。ほぼ原色の黒色のみの配合色です。(ソリッドカラー)さらにツヤを出すために高機能クリヤーを続けて塗装します。(2コートソリッド)高機能ですので通常のクリヤーより硬く、キズに強い塗膜が形成されます。フロントピラーまでボカシ塗装無しでブロック塗装をしました。リヤバンパーは色付きの新品部品を使用しましたので塗装作業はありません。
リヤフェンダ裏側作業
鈑金作業の際にリヤフェンダの裏側にある制震材を取ってしまったので特殊なシーリング材を塗布して補強しておきます。その後、内板色を塗装します。
磨き作業
塗装中に付着した微細なゴミ、ホコリを除去し平滑に磨き上げます。塗装の肌も均一になりツヤも際立ちます。
組み付け~完成
組み付け後洗車をして完成です。安心の3年保証付きです。
修理前と修理後を比較!
通常修理日数 約10日 修理料金¥220,000(税別) カテゴリ: スタンダードコース。