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先進安全自動車

2017/09/25

『自動ブレーキで事故を未然に防ぐ！先進安全技術搭載！』

 

こんな宣伝文句を聞いたことはありませんか？

 

最近の新車には、必ずと言っていいほど安全技術が搭載されるように

 

なりました。

 

我々車体整備に携わる仕事場でも、よく見かけるようになりました。

 

ですが、少々、誇大広告とも取れる内容の宣伝が多いようにも思います。

 

今日は自動ブレーキについて少しお話したいと思います。

 

 

皆さんは自動ブレーキと聞いてどのような機能を想像するでしょうか？

 

ぶつかりそうになったら、勝手に止まってくれる。

 

そのような抽象的なイメージをお持ちの方がほとんどではないでしょうか？

 

ですがその考えは危険です。

 

 

『止まる』というイメージは捨ててください。

 

『止まってくれたらラッキーだな』程度と思ってください。

 

自動ブレーキなどの安全技術は、あくまでドライバーをサポートする目的で

 

搭載されています。必ず守ってくれるものではないのです。

 

安全技術は、もしもの時の保険です。車に乗った瞬間から責任はドライバー

 

にあるのです。自動ブレーキが効いてくれなかった、では済まされません。

 

確かに自動車技術の進歩は目覚ましいものがあります。メーカーや車種によっては

 

同じ自動ブレーキでも、極端に差があり優秀な性能の自動ブレーキもあります。

 

ですがまだ、人ありきの自動車だということをご理解いただきたいのです。

 

先進技術をセールスポイントに、やたらと売り込んでくる営業マンには注意が必要です。

 

逆に、安全技術のメリットデメリットを、これでもかと説明してくる営業マンをお勧めします。

 

次回は自動運転についてお話ししたいと思います。

 

 

クルマのホームドクター

有限会社 谷野自動車工業
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